日立旧型パッケージエアコン57アラーム パターンその1

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日立製品をご愛用いただきまして誠に有難うございます、I love hitachiの精神でお伝えしておりますリックです!

RAS-P140HVR 2010年製(フロン407C) 4方向室内機4台57アラーム(ファンモーター異常)

リモコンはPCAR

屋上に上がり該当室外機を特定してファンモーターを点検します。

本来ならブレーカーを遮断しますがファンモーターの運転確認もしますので室外機のDSW4の4番ピンをONにします、これは室外機強制OFFで緊急停止させたい時、室内から冷暖を運転しても室外機を運転させない為のSWとなります。旧型の特にピンがオレンジのDSWはポキン!と折れる事があるのでご注意を!4番ピンを上げた状態で折れると永久的に室外機運転しません(泣)

ファンカバーを外してみると旧型あるあるでした、モーターの配線を固定していたインシロックが劣化により外れプロペラが配線を巻き込みロック状態となり57アラーム発生。幸いにも配線を切断する事もプロペラが欠ける事もありませんでした。プロペラが少しでも欠けるとバランス不良となり物凄い振動となります。そのまま運転すると配管亀裂しガス漏れとなりますのでプロペラが欠けている場合はご紹介したDSW4番ピンをONとして下さい。

配線を耐光性インシロックで固定してモーターの運転確認となります。

運転するとモーターは振動もなく正常でしたが圧縮機からは高音の異音が・・・嫌な音ですが特に吐出温度も上昇してこないので取り敢えず大丈夫!

お客様に説明して4台、冷房運転可能になり喜んでいただき,自分は嬉しい気持ちで、また次の現場へ向かうのでした!

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